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五十肩
五十肩の 70%は女性が占め、40‐60 歳代に生じることが多いとされます。はっきりとした原因なく、疼痛(とうつう/ ずきずきとうずくような痛み)とともに肩の動きが制限されてくる病気です。はっきりした原因がある石灰沈着症や腱板断裂とは区別されています。
五十肩の痛みは、肩関節の滑動の障害から生じるものと、上腕二頭筋腱の腱鞘炎から生じて来るものに大別されます。 疼痛が強い時期には安静と除痛が大切です。温熱療法や湿布や内服薬を処方し、痛みが強いときには局所注射を行います。拘縮(こうしゅく/動きが制限された状態状態)が残ると痛みが長引くことも多く、理学療法士による運動療法が重要となります。
※日本整形外科学会「整形外科シリーズ 5」から画像を引用しております。
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