高齢者の診療は、加齢現象のため体のあちこちに症状が出やすくなっています。足腰の痛みや転倒骨折で来院される方が大部分となります。変形性膝関節症、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、頚椎症、五十肩や転倒骨折などが挙げられます。
治療の目的は病気の診断に留まらず、歩行外出能力の低下や転倒骨折予防も行います。
そこで本院では移動歩行能力の以下の4つの体力テストを行っています。
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開眼片脚起立時間
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3m立って歩けテスト
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階段昇降能力測定
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握力の計測
体力テストの結果、転倒介護リスクが高いと運動器不安定症と診断され、医療保険を用いて転倒介護予防の運動療法を受けることができます。